日本語教員プラネット 基礎試験 日本語教員試験 基礎試験の練習問題

練習問題 第1592問 — 区分5 言語

適切選択 言語|区分5
次の問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
次の四つの連体修飾のうち、修飾節と名詞の関係がほかの三つと違うものはどれですか。
○答えと解説を見る
正解: ③ さんまを焼くにおい

この問題のテーマ:連体修飾の内と外の見分け

「さんまを焼くにおい」だけが外の関係で、ほかの三つは内の関係です。寺村秀夫は、被修飾名詞を修飾節の中の格成分に戻せるかどうかで、連体修飾節を二種類に分けました。「魚を焼いた人」の「人」は「人が魚を焼いた」と主語の位置に戻せるので内の関係です。「魚を焼いたフライパン」も「フライパンで魚を焼いた」と道具の位置に戻せるので、やはり内の関係です。「昨日買った本」の「本」も「本を買った」と目的語の位置に戻せます。これに対して「さんまを焼くにおい」の「におい」は、節の中の主語にも目的語にも道具にも戻せません。「におい」は、節が表す出来事の内容を補う関係にあり、これを外の関係と呼びます。「日本へ行くという約束」「首相が辞任するといううわさ」のような、内容を受ける名詞の類も同じです。修飾節の長さや複雑さは、この区別の基準ではなく、名詞を節の中に戻せるかどうかで見分けます。

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