練習問題 第1574問 — 区分5 言語
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
「はん」と「おう」が結びついた語が「はんのう」、「てん」と「おう」が結びついた語が「てんのう」と読まれるように、おもに漢語で、前の要素の終わりの「ん」などの音が、母音で始まる次の要素の頭にもつながって、ナ行やマ行などの音が新しく現れる現象を何といいますか。
○答えと解説を見る
正解: ② 連声
この問題のテーマ:連声の名称
連声です。前の要素の終わりの音の影響で、次の要素の初めの音が変わる現象で、「いん」と「えん」で「いんねん」、「かん」と「おん」で「かんのん」、「はん」と「おう」で「はんのう」のように、前の要素の終わりの撥音が、母音で始まる次の要素の頭にもつながって、ナ行の音が新しく現れるものが代表です。「さん」と「い」が結びついた「さんみ」のように、マ行の音で現れる例もあります。連濁は、二つの語が結びつくとき、後ろの語の初めの清音が濁音に変わる現象で、変わるのは濁りの有無であって、ナ行やマ行の音が新しく現れるわけではありません。音位転換は、「あらたし」が「あたらし」になるように、語の中の音の順序が入れ替わる現象で、前の音が次の音に影響して変わるものではありません。音便は、「書きて」が「書いて」、「読みて」が「読んで」になるように、活用の中で語の末尾の音が別の音に変わる現象で、二つの要素のつなぎ目で次の要素の頭の音が変わるものではありません。