著作者人格権の名称 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
著作権法で、公表するかどうかを決める権利、名前を出すかどうかを決める権利、意に反する改変を受けない権利の三つからなり、作品を作った本人に専属して、譲渡も相続もできない権利をまとめたものを何というか。
○答えと解説を見る
正解: ④ 著作者人格権
著作者人格権です。公表するかどうかを決める公表権、名前を出すかどうかを決める氏名表示権、意に反する改変を受けない同一性保持権の三つからなります。これに対し、財産としての著作権は譲渡も相続もできるため、著作者と著作権者が別の人になることがあります。著作者人格権は著作者の生存中の権利ですが、死後もその人格的な利益を害する行為は禁じられています。翻案権は、著作物を翻訳・変形・脚色するなどして、別の著作物を作ることについての権利、複製権は、印刷や複写、録音などで著作物を有形的に再製することについての権利で、どちらも財産としての著作権に含まれ、譲渡できます。著作隣接権は、実演家やレコード製作者、放送事業者など、著作物を人々に伝える役割を担う者に認められる権利です。