やさしい日本語の名称 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
1995年の阪神・淡路大震災で、外国人の被災者に必要な情報が届かなかった経験をきっかけに研究が始まった、日本語に不慣れな人にも伝わるように語や文の形を調整した日本語を何というか。
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正解: ③ やさしい日本語
やさしい日本語です。一文を短くする、難しい語を言いかえる、分かち書きやルビを使う、などの工夫をしますが、ねらいは必要な情報を削らずに形をやさしくすることにあり、幼児向けの日本語とは違います。現在は災害時だけでなく、行政の情報提供や生活支援など平常時にも用いられています。フォリナー・トークは、母語話者が非母語話者と話すときに行う話し方の調整、ティーチャートークは、教師が教室で学習者に向けて教育的な意図から行う話し方の調整で、どちらも震災時の情報伝達の研究から生まれた考え方を指す語ではありません。共通語は、方言の異なる人どうしが実際に通じ合うために使っている言葉で、日本語に不慣れな人に向けて調整したものではありません。