ポライトネス理論の名称 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
ブラウンとレヴィンソンが示した、人はだれでも「他者に認められたい」「自分の領域を邪魔されたくない」という2つの欲求をもつと考え、それに配慮する言語行動を説明する理論を何というか。
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正解: ① ポライトネス理論
ポライトネス理論です。2つの欲求をポジティブ・フェイスとネガティブ・フェイスと呼び、前者への配慮(ほめる・共感する・仲間として扱う)をポジティブ・ポライトネス、後者への配慮(遠回しに頼む・選択の余地を残す)をネガティブ・ポライトネスといいます。ポライトネスは敬語を使うことと同じではなく、敬語の有無にかかわらず多くの言語に見られる配慮の仕組みとして説明されます。協調の原理はグライスが示した、会話の参加者が互いに協力し合っているという前提です。発話行為論はオースティンやサールによる、発話を行為としてとらえる理論、関連性理論はスペルベルとウィルソンによる、発話の解釈を関連性という観点から説明する理論です。