ラングとパロールの名称 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
ソシュールの区別で、「社会が共有する言語の体系」に対して、「個人が実際に行う一つひとつの発話」を何というか。
○答えと解説を見る
正解: ③ パロール
パロールです。ソシュールは、社会の成員が共有する言語の体系であるラングと、個人による具体的な言語使用であるパロールを区別し、言語学の主な対象をラングとしました。シニフィアンは言語記号の音のイメージ(音のかたち)、シニフィエはそれと結びつく概念(意味内容)で、この二つは言語記号の成り立ちに関する区別です。チョムスキーの言語能力と言語運用の区別と似ていますが、ラングが社会で共有される体系であるのに対し、言語能力は個人の頭の中の知識を指す点が違います。