日本語教員プラネット 基礎試験 日本語教員試験 基礎試験の練習問題

練習問題 第1146問 — 区分5 言語

不適切選択 言語|区分5
次のうち、適当でないものを一つ選びなさい。
会話の含意と前提に関する記述として、適当でないものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ④ 前提は文を否定すると消えるが、含意は否定文でも必ず残る

この問題のテーマ:会話の含意と前提の違い

「前提は否定すると消え、含意は否定文でも必ず残る」は不適切です。会話の含意は文脈から推論される意味で、「でも行きます」のような続きによって取り消せます。一方、「太郎はたばこをやめた」を「やめていない」と否定しても、通常は「以前は吸っていた」という前提が保たれます。ただし、前提も文脈によって取り消される場合があり、否定や取り消しだけで例外なく区別できるわけではありません。会話の含意は、話し手が協調的に話しているという想定(グライスの協調の原理)と文脈に基づき、格率に従っていると考える場合にも、表面上あえて格率に反する場合にも生じます。

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