多読の名称 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
文章の理解を育てる学習法の一つで、学習者のレベルに合ったやさしい本を、辞書を引かず、分からないところは飛ばし、つまらなければ途中でやめて次の本に移りながら、楽しんでたくさん触れていくものを何というか。
○答えと解説を見る
正解: ③ 多読
多読です。やさしいものから読む、辞書を引かない、分からないところは飛ばす、つまらなければやめて次へ、という考え方が広く共有されています。「辞書を引かない」は素材がやさしいことと一体の考え方で、成り立つにはレベル別の読み物がそろっていることが前提になります。理解を確かめるテストを課すと一文ずつ確かめる読み方に戻ってしまうため、読んだ記録を残して共有する程度にとどめるのが一般的です。精読は、一文ずつ語や文法を確かめながら丁寧に分析して読む読み方で、多読と対になります。音読は、文章を声に出して読むことです。訳読は、外国語の文章を母語に訳しながら読み進める方法で、文法訳読法の中心になる活動です。