特殊拍の名称 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
つまる音の促音、はねる音の撥音、引く音の長音のように、それだけでは音節を作れず、直前の拍と合わさって一つの音節になりながら、長さとしては1拍分を占めるものを何というか。
○答えと解説を見る
正解: ③ 特殊拍
特殊拍です。促音(つまる音)・撥音(はねる音)・長音(引く音)の3つを指します(二重母音の後半を含める立場もあります)。「がっこう」は、が・っ・こ・うの4拍ですが、音節で数えると、がっ・こうの2音節です。「きて」と「きって」、「おばさん」と「おばあさん」のように特殊拍の有無だけで別の語になるため、1拍分の長さを保てないと意味の取り違えにつながります。自立拍は、「か」「き」のように、それだけで音節を作ることのできる拍で、特殊拍と対になる呼び方です。拗音は「きゃ」「しゅ」のように小さい「ゃ・ゅ・ょ」を添えて書く音で、仮名2文字でも1拍です。音節は母音を中心にまとまって発音される単位で、特殊拍はそれだけでは音節になりません。