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有標性の名称 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)

用語 言語|区分5
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
肯定に対する否定、単数に対する複数、能動に対する受動のように、ある体系の中で、基本的な側に対して特別な条件を伴う側を何というか。
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正解: ④ 有標
有標です。ある体系の中で、より基本的で特別な条件を伴わない側を無標、特別な条件を伴う側を有標と呼び、この捉え方を有標性といいます。使用頻度や習得のしやすさとの関連も論じられ、習得研究では、無標のものは習得されやすく有標のものは習得されにくい、といった予測に使われることがあります。ただし、構造上の有標性と頻度や習得の順序が常に一致するわけではありません。「有標=難しい」と単純に置き換えるのではなく、その体系の中で基本かどうかという位置づけを捉えることが大切で、何が無標かは言語によって変わりえます。言語普遍性は多くの言語に共通する性質です。負の転移は、すでに身につけた知識が学習中の言語の習得を妨げる方向に働くことで、母語だけでなく既習の外国語の影響による場合もあります。

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