新方言とネオ方言の名称 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
井上史雄が、「若い世代ほど使用が多い」「共通語とは語形が異なる」「使う人自身も方言と意識し、改まった場面では使わない」という三つの条件で定義した方言の語形を何というか。
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正解: ④ 新方言
新方言です。井上史雄が提唱し、「じゃん」「うざい」などが例に挙げられます。方言は古くて消えていくもの、という見方に対して、新しく生まれて広がる方言があることに目を向けた概念です。ネオ方言は真田信治が提唱した別の概念で、伝統方言と共通語が接触する中で生まれた、そのどちらでもない中間的な言い方を指します(関西で、共通語の「こない」と伝統的な「けえへん」などが交じってできた「こーへん」など)。二つは着目する点が異なる概念で、個々の語形をいつもどちらか一方に振り分けられるとは限りません。