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方言周圏論の名称 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)

用語 言語と社会|区分2
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
「文化的中心地で生まれた新しい語形が波紋のように周辺へ広がるため、中心から等距離の地域に古い語形が同心円状に残る」とする、方言分布の説明原理を何というか。
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正解: ① 方言周圏論
方言周圏論です。柳田國男が『蝸牛考』でカタツムリの語形分布をもとに示しました。外側ほど古い形が残るという前提から、分布は言語の歴史を映すという考え方が導かれます。日本語を地理的にどう区切るかを論じる方言区画論(東条操の本土方言と琉球方言の大別など)とは目的が別で、この2つを取り違えないようにします。東西で語形が対立する東西対立分布は、分布のかたちそのものが異なります。新方言は、若い世代ほど使用が多く、地域の中で新しく生まれて広がっている方言形式です。

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