モニター仮説の名称 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
クラッシェンの仮説のうち、「意識的な学習で得た知識は、十分な時間があり、言語形式に注意が向き、規則を知っているときに、産出したものを点検・修正する装置としてだけ働く」とする主張を何というか。
○答えと解説を見る
正解: ③ モニター仮説
モニター仮説です。学習で得た知識は発話を生み出す力にはならず、監視装置(モニター)としてのみ働くとされます。3条件がそろう作文や推敲では働きやすく、速いテンポの会話では働きにくくなります。「モニター=教師による訂正」ではなく、学習者自身の内的な自己点検を指す点がひっかけです。理解可能なインプット(i+1)で習得が進むとするのがインプット仮説、不安などが習得を妨げるとするのが情意フィルター仮説、習得には共通の順序があるとするのが自然習得順序仮説です。