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授受表現の名称 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)

用語 言語|区分5
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
「あげる・くれる・もらう」とその補助動詞用法「〜てあげる・〜てくれる・〜てもらう」のように、物や恩恵のやりとりを、だれの側から見るかによって使い分ける表現を何というか。
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正解: ② 授受表現
授受表現です。あげるは与え手を主語に立て、話し手から他者への授与(「私は弟に本をあげた」)や、第三者どうしの授与(「田中さんが山田さんに本をあげた」)に使います。他者から話し手や話し手の側に置く人への授与には、与え手を主語に立てるくれるを使い、もらうは受け手を主語に立てます。待遇に応じて、さしあげる・くださる・いただくが対応します。「×田中さんが私に本をあげた」が不自然なのは視点の制約に反するためで、ここが授受表現の要点です。「×先生が私に教えてあげました」という誤用も、同じ制約から説明できます。使役は他者に動作をさせることなどを表す表現、受身は動作を受ける側を主語に立てる表現、ウチとソトは話し手の側に誰を入れるかの線引きです。

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