日本語に不慣れな人にも伝わるように、語彙・文構造・情報量を調整した日本語。1995年の阪神・淡路大震災で外国人被災者に情報が届かなかった経験をきっかけに、災害時の情報伝達の研究として始まった。現在は行政の情報提供、医療、生活支援など平常時にも広く用いられる。
書き換えの原則は、一文を短くする、難しい語をやさしい語に言いかえる、二重否定や受身をさける、あいまいな表現をさける、分かち書きやルビで読みやすくする、など。
「幼児向けの日本語」「単語だけを並べた日本語」ではない点が重要。情報を削るのではなく、必要な情報を残したまま形をやさしくするのがねらいであり、「避難してください」を落として「にげてください」に置きかえるような、意味を保つ書き換えが求められる。