クラッシェンの5仮説の一つ。第二言語の知識には、意味のやりとりの中で無意識に身につく習得(acquisition)と、規則を意識的に覚える学習(learning)の2種類があり、両者は別物であるとする主張。
クラッシェンは、実際の流暢な運用を支えるのは習得された知識だけであり、学習した知識が練習によって習得された知識に変わることはないと考えた(ノン・インターフェイスの立場)。
この「学習は習得にならない」という強い主張こそが、後年もっとも批判された点である。明示的な知識が練習を通じて自動化されうるとする立場(インターフェイスの立場)との対立として出題されることがある。