コースで扱う教育内容の一覧。何を、どんな順序で扱うかを示したもので、時間割や実施計画にあたるカリキュラムとは区別される。
主な類型は5つ。文型・文法項目を易しい順に並べる構造シラバス、使用場面ごとに並べる場面シラバス、依頼・断りなど言語の働きで並べる機能シラバス、家族・旅行など話題で並べる話題(トピック)シラバス、達成すべき課題で並べるタスクシラバス。ほかに技能シラバス、概念シラバスも挙げられる。
実際の教科書は複数の原理を組み合わせた折衷シラバスであることがほとんど。また、決める時期による区別もある。コース開始前に確定させるのが先行シラバス、コースを進めながら学習者と相談して決めていくのが可変シラバス(プロセス・シラバス)、コース終了後に実際に扱った内容を記録として残したものが後行シラバス。「後行シラバス=コースの後半で使うシラバス」と読ませる選択肢に注意。