文型・文法項目を、易しいものから難しいものへと配列したシラバス。文法シラバス・文型シラバスとも呼ばれ、日本語の初級総合教科書の多くがこの原理で作られている。
既習事項を土台に新しい形を積み上げるため、体系的で漏れがなく、教師も学習者も進度を把握しやすい。オーディオリンガル・メソッドの文型練習と結びつきが強い。
犠牲になるのは使用場面との結びつきである。「文法は分かるのに、その場面で使えない」という状態が起きやすい。そのため場面・機能・タスクの原理を組み合わせて補うのが一般的で、「構造シラバス=時代遅れ」と断じる選択肢も、逆に「体系的だから最も優れている」とする選択肢も誤り。