学習者どうし(peer=仲間)が対話しながら、互いの学びを支え合う学習形態。教師から学習者への一方向の伝達に対し、学習者を学びの主体として位置づける協働学習の考え方に立つ。
理論的にはヴィゴツキーの社会文化的アプローチが背景にあり、他者との対話を通じて理解が深まると考える。作文を読み合うピア・レスポンス、読解過程を話し合うピア・リーディング、学習の進め方を検討し合うピア・モニタリングなどの形がある。
「学習者に任せれば成立する」わけではない点が要注意。役割分担・進め方・時間配分の設計、日本語で話し合うための表現の準備、活動後の振り返りまで教師が設計して初めて機能する。単なるグループ作業や、できる学習者が教える一方通行の形はピア・ラーニングとは言わない。