漢字の読みの二つの系統。音読みは、漢字が伝わったときの中国語の発音をもとにした読み(山=サン)。訓読みは、漢字にその意味に当たる和語を当てた読み(山=やま)。
音読みは伝わった時代や経路によって呉音・漢音・唐音などの層に分かれ、一字に複数の音読みが重なることがある。訓読みも一字に複数つくことがあり(生:いきる・うまれる・なま)、二字以上の組み合わせ全体に訓を当てる熟字訓もある。
一字で語になるときは訓読み(山・水)、熟語では音読み(山頂・水道)になりやすいという傾向はあるが、例外も多い。学習者には、字単位ではなく語単位で読みを覚えるよう促すことが多い。