必須の教育内容の区分「コミュニケーション能力」の項目の一つで、対人関係能力と並んで教員自身の力を指す。到達目標は「教師として多様な関係者と連携・協力する上で必要となる異文化理解能力や、異文化接触場面における摩擦を調整するコミュニケーション能力について理解し、自らの異文化調整能力を向上させることができる」。
誤解が起きたときに、どちらかを一方的に直させるのではなく、何が食い違っているのかを見えるようにするのが中心にある。学習者どうしの摩擦、地域社会との行き違い、機関の規則と学習者の事情の衝突といった場面で働く。
カルチャーショックや異文化適応の知識、認知バイアスへの自覚、エポケー(判断留保)の姿勢がここで生きる。CEFRや日本語教育の参照枠が言語活動の一つに置く仲介とも重なる。