ガニェが示した、学習を支援するために外側から用意する9つの働きかけ。学習を学習者の内部で起こる過程と捉える認知主義の立場に立ち、その過程を助ける外的条件を並べたもの。ADDIEがコース全体の手順であるのに対し、こちらは一つの学習単位の中身を扱う。
9つは4つのまとまりに分かれる。導入(第1〜3事象)=注意を引く・目標を知らせる・前提となる知識を思い出させる。情報提示(第4〜5事象)=新しい事項を提示する・学習の指針を与える。学習活動(第6〜7事象)=練習の機会をつくる・フィードバックを与える。まとめ(第8〜9事象)=成果を評価する・保持と転移を高める。
反転授業と結びつけて問われることが多い。導入と情報提示を授業前のオンライン教材に、学習活動とまとめを教室に割り振ると、9事象がそのまま反転授業の設計図になる。教室側に残る練習・フィードバック・評価こそが目的だという点が要点。