二つ以上の節からなる文が複文で、従属節は主節との結びつきの強さに階層がある。南不二男は、節の中に現れうる要素(主語・「は」・丁寧さ・モダリティ)を基準にA類・B類・C類の3段階に分けた。
A類は結びつきが最も強く、独自の主語や「は」を取りにくい(〜ながら、〜つつ)。B類は独自の主語(ガ格)を取れるが「は」やモダリティは現れにくい(〜とき、〜ば、〜たら、〜ので)。C類は独立性が高く、「は」も丁寧形もモダリティも現れうる(〜が、〜けれども、〜から、〜し)。
「〜ながら」の主語が主節と同じでなければならない理由や、「〜ますが」とは言えるのに「×〜ますながら」とは言えない理由が、この階層で説明できる。従属節のテンスが主節時基準になること(相対テンス)とあわせて出題される。