学習者が第二言語の習得過程で作り上げる、母語とも目標言語とも異なる独自の言語体系。セリンカー(Selinker)が提唱した。
この考え方の要点は、学習者の言語を「目標言語の不完全なコピー」ではなく、それ自体が規則性をもち、段階を追って変化していく体系と見る点にある。学習者は自分なりの規則の仮説を立て、インプットや反応をもとに修正しながら目標言語に近づいていく。
この転換によって、誤用は「取り除くべき失敗」から習得過程を映す資料へと位置づけが変わった(誤用分析)。中間言語の発達が止まって誤りが固定する現象が化石化である。