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うなぎ文(うなぎぶん)

区分5 言語 ・ 日本語教員試験の用語

飲食店で注文する場面の「ぼくはうなぎだ」のように、「AはBだ」の形をとりながらA=Bではなく、文脈から補える述語を「だ」が代行している文。奥津敬一郎の命名として知られる。

「ぼくはうなぎだ」は「ぼくはうなぎにする/を注文する」の意で、「は」が主題を示し、そのあとに文脈に依存した説明が続く構造になっている。仲間として、主語が動作主でない「こんにゃくは太らない」(こんにゃくを食べても太らない)などのこんにゃく文がある。

英語のような主語卓越型の言語と対比して、日本語が主題卓越型であることを示す例としてよく引かれる。「は」の主題性を理解していない学習者は、「ぼくはうなぎです」を「私はうなぎという動物です」と解釈してしまう。

提唱・出典: 奥津敬一郎
関連用語
「は」と「が」 取り立て助詞
もっとくわしく: 語彙・意味・語用論と表記 — 語の中身と、文脈が決めるものこの用語を含むテーマを、通して読める解説記事です
この用語が出る練習問題
うなぎ文基礎試験 第90問 — 解いて確かめる 「は」と「が」基礎試験 第88問 — 解いて確かめる
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