日本語教員プラネット 日本語教員試験 対策のオンライン道場

自然習得順序仮説(しぜんしゅうとくじゅんじょかせつ)

区分3 言語と心理 ・ 日本語教員試験の用語

クラッシェンの5仮説の一つ。文法項目の習得には学習者の母語や指導の順序にかかわらずほぼ共通した自然な順序があるとする主張。自然順序仮説とも呼ばれる。

根拠とされたのは、英語の文法形態素の習得順序が学習者集団を超えて似通っていたとする一連の研究。ここから、教えた順序どおりには習得は進まないという含意が導かれる。

実践上は、「導入したのに数週間たっても正確に使えない」のは教え方の失敗ではなく自然な過程だという説明につながる。同じ項目に場面を変えて何度も再会させるらせん型(スパイラル)のシラバスの根拠としても引かれる。教える順序(指導順序)と身につく順序(習得順序)を混同した選択肢に注意。

提唱・出典: クラッシェン(Krashen)
関連用語
モニターモデル(クラッシェンの5つの仮説) 中間言語
もっとくわしく: 第二言語習得の理論 — 5つの仮説と学習者のなかで起きていることこの用語を含むテーマを、通して読める解説記事です
この用語が出る練習問題
習得順序と指導の効果応用試験 第20問 — 解いて確かめる
← 用語集の一覧へ