日本語教員プラネット 日本語教員試験 対策の問題集

レディネス調査(れでぃねすちょうさ)

区分4 言語と教育 ・ 日本語教員試験の用語

学習者がどんな条件で学べるかという準備状態を調べる作業。学習に使える時間、学習環境、既習事項(文字・文法の到達点)、これまでの学習経験、母語や既習外国語、学習スタイルなどが対象になる。

学習観・教育観についてのビリーフ調査(「文法は説明してほしい」「間違いは必ず直してほしい」といった思い込み)も、広くレディネスの一部として扱われる。教師と学習者のビリーフのずれは、授業への不満の原因になりやすい。

ニーズ分析と入れ替えた選択肢に注意。「何のために学ぶか」=ニーズ/「どう学べる状態か」=レディネス。

具体例

来日予定の就労者のクラスを担当する前に、アンケートで次のことを尋ねる。母国でどれくらい日本語を学んだか、ひらがなとカタカナは読めるか、仕事のあとに毎日何時間学習できるか、スマートフォンで学習できる環境があるか。これらの答えから、どの段階から始めるか、宿題をどの程度出せるかを判断する。

同じアンケートで「間違いはその場ですべて直してほしいか」「文法は母語で説明してほしいか」と尋ねると、学習者が授業に期待しているやり方が見えてくる。教師の方針と大きく違う場合は、授業の初めに進め方の意図を説明しておくと不満を防ぎやすい。調べた結果は、教え方を学習者に合わせるためにも使う。

混同しやすい語との違い
押さえどころ
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