イントネーションは文全体にかかる音調の上がり下がりで、同じ形の文でも文末を上げれば質問、下げれば断定になる(「そう。」/「そう?」)。プロミネンスは文中の特定の部分を際立たせる強調で、「きょう、京都へ行きます」のようにどこを立てるかで伝わる内容が変わる。
アクセントとの区別が試験のねらいどころ。アクセントは語ごとに決まっていて話し手が自由に変えられないのに対し、イントネーションとプロミネンスは話し手が文のレベルで運用するものである。日本語では強調してもその語のアクセント型(下がり目の位置)は壊れず、音の幅が広がる形で実現される。
学習者は文末イントネーションが平板になったり、強調しようとして語のアクセント型を崩したりしやすい。単語単位の発音練習だけでは自然さに届かないため、文単位・談話単位の音声指導が必要になる。