ロング(Long)が提唱した、習得を進めるのは一方的なインプットではなくやりとり(インターアクション)の中で生じる意味交渉だとする主張。相互交流仮説とも訳される。
会話が通じないとき、話し手と聞き手は聞き返し・確認要求・言い換え・繰り返しなどを行う。この意味交渉(negotiation of meaning)によって、インプットが学習者に理解可能な形に調整され、同時に自分の言えない部分への注意も向く。
「理解可能なインプットが重要」という点はクラッシェンと共通するが、それがどこから生まれるかの説明が違う(一方向の入力か、双方向のやりとりか)。この差を無視して両者を入れ替えた選択肢が出るので注意。ペアワークやインフォメーション・ギャップ活動の理論的根拠として引かれる。