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バイリンガリズム(ばいりんがりずむ)

区分2 言語と社会 ・ 日本語教員試験の用語

2つの言語を使用すること、また使用できる状態。3つ以上ならマルチリンガリズム(多言語使用)。社会の状態を指す場合と個人の能力を指す場合があり、個人については「両言語を母語話者並みに使える人」という厳しい定義から、限定的な運用力も含める緩やかな定義まで幅がある。

2言語がともに高い水準にある均衡バイリンガル、一方が優勢な偏重バイリンガルという分け方のほか、ランバートによる加算的バイリンガリズム(第一言語を保ったまま第二言語が加わる)と減算的バイリンガリズム(第二言語の獲得と引き換えに第一言語が失われる)の対が頻出。減算的になるかどうかは、その言語が社会でどう評価されているかに大きく左右される。

「2言語を完璧に操る人だけがバイリンガル」という定義は現在の主流ではない。能力は場面ごとに偏りがあるのが普通だとする見方(複言語主義)につながる。場面に応じて言語を切り替えるコードスイッチングは能力不足の証拠ではない点も要注意。

提唱・出典: ランバート(Lambert・加算的/減算的)
関連用語
母語・第一言語・第二言語・外国語 半言語状態(ダブルリミテッド) コードスイッチング 複言語・複文化主義
もっとくわしく: 多言語社会と言語政策 — 複数の言語が接触するとき、何が起きるのかこの用語を含むテーマを、通して読める解説記事です
練習問題で確かめる基礎試験の道場で「言語と社会」を選ぶと、この用語の周辺が出題されます
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