話し手が話している最中に、聞き手が「はい」「ええ」「うん」「そうですね」などを差しはさむ聞き手行動。英語圏の研究ではバックチャネル(back-channel)と呼ばれる。
重要なのは、あいづちが話す順番(ターン)を奪う意図をもたない点。発話権を取ろうとする割り込みとは区別される。機能としては、聞いているという合図、理解・共感の表示、話の続きを促すことなどがあり、必ずしも同意を意味しない。
日本語の会話はあいづちの頻度が高く、間隔も短いことが指摘されている。そのため、あいづちの少ない話し方は「聞いていない」と受け取られ、逆に日本語のあいづちの多さは他言語の話者に「話をさえぎられた」「安請け合いされた」と誤解されやすい。この行き違いは応用試験の異文化間コミュニケーションの事例で扱われる。