ガードナーとランバート(Gardner & Lambert)による第二言語学習の動機づけの分類。目標言語の話者や文化に近づきたい・その社会の一員として認められたいという動機が統合的動機づけ、就職・進学・資格・昇給など実利的な目的による動機が道具的動機づけである。
アニメや日本の文化が好きで日本語を学ぶのが統合的、就労や試験合格のために学ぶのが道具的にあたる。かつては統合的動機づけの方が持続的で成果に結びつくとされたが、学習環境や地域によっては道具的動機づけが強く働くことも示されており、どちらが優れていると単純に言えるものではない。
心理学一般の内発的/外発的動機づけとは切り口の異なる分類であり、この2組を混同した選択肢が定番のひっかけ。「統合的=内発的」とそのまま結びつけないこと。