教材や課題が、教室の外の現実の言語使用にどれだけ近いかという性質。実際の駅の時刻表を読んで乗り継ぎを考える、本物の求人広告から条件を選ぶといった課題は真正性が高い。
真正性の高い素材(レアリア・生教材)は、学習者にとって取り組む理由がはっきりし、教室で学んだことが外の世界とつながる。評価の場面でも、実際にできることを見取るパフォーマンス評価の根拠になる。
注意点は、素材が本物であることと課題が適切であることは別だという点。難しい生教材をそのまま渡すのではなく、素材の難しさは変えずにタスクの側で難易度を調整するのが定石。「初級では生教材は使えない」という選択肢は誤りで、必要な情報だけ拾わせる課題にすれば初級でも使える。