実践のあとに、何が起きたかを具体的に書き出し、次に何を変えるかを決める過程。うまくいかなかった点を並べて落ち込むことではなく、次の一手を一つ決めるところまでを指す。
ショーンは専門職の実践を、授業をしながらその場で判断を修正する行為の中の省察と、終わってから振り返る行為についての省察に分け、そうした専門職を反省的実践家と呼んだ。経験を積むだけでは伸びず、経験を振り返る過程が要るという考え方である。
一人で抱えないための仕組みとして、検討会、授業見学の交換、記録を蓄積するティーチング・ポートフォリオがある。課題を立てて手立てを試し、結果を検証して次の周に進むアクション・リサーチは、振り返りを研究の形にまで進めたものである。