複合語を作るとき、後部要素の語頭の清音が濁音に変わる現象。「ほん+はこ→ほんばこ」「はな+ひ→はなび」「おり+かみ→おりがみ」のように、和語どうしの複合で起こりやすい。
連濁を妨げる条件として有名なのがライマンの法則で、後部要素にすでに濁音が含まれていると連濁しない(かみ+かぜ→かみかぜ、おお+とかげ→おおとかげ)。ほかに、外来語は連濁しにくい(アイスコーヒー)、前後が対等に並ぶ並列的な構造では起こりにくい(やま+かわ→やまかわ「山も川も」)といった傾向も指摘される。
連濁は必ず起こる規則ではなく、同じ語でもゆれがある(かぶしきがいしゃ/かぶしきかいしゃ)。「複合語なら必ず連濁する」と言い切る選択肢はひっかけである。