活動そのものへの興味・楽しさ・充実感から生じる動機づけが内発的動機づけ、報酬・評価・試験・義務など外部からの働きかけによる動機づけが外発的動機づけ。デシとライアン(Deci & Ryan)の自己決定理論で詳しく論じられている。
自己決定理論では、外発的動機づけも自分の価値と結びつくほど自律性の高いものへ移行しうると考え、自律性・有能感・関係性という3つの欲求が満たされると動機づけが支えられるとする。外部からの報酬が、もともとあった内発的動機づけを弱めてしまうアンダーマイニング効果も知られる。
「アニメが好きで始めたのに、今は試験のためだけで面白くない」といった事例では、内発から外発への重心の移動として説明できる。指導上は、興味と学習内容を再び結びつける工夫が有効。統合的/道具的動機づけとの取り違えに注意。