遠隔教育における教師と学習者の隔たりを、物理的な距離ではなく心理的・コミュニケーション上の距離として捉える理論。この距離が大きいほど、誤解が生まれたり学習が続かなくなったりしやすいと考える。
距離の大きさを決めるのは対話(やり取りの量と質)・構造(コースがどれだけ作り込まれているか)・学習者の自律性の3つ。自律性が低い学習者に対しては、対話を増やし構造を強めて距離を小さくするのが原則になる。
この大小の関係を逆にした選択肢が定番のひっかけ。関連して、遠隔でも対面と「同型」ではなく「同価値」の学習経験を用意すべきだとする同価値理論、学習者が「そこにいる」と感じられるかを扱うプレゼンス理論(社会的存在感、探求の共同体では社会的・教授的・認知的の3つの存在感)も併せて問われる。