1972(昭和47)年に設立された、国際文化交流を担う機関(2003年に独立行政法人化)。所管は外務省であり、文部科学省・文化庁ではない。
日本語教育の分野では、海外の日本語教育支援が中心。「海外日本語教育機関調査」の実施、JF日本語教育スタンダードの開発、海外の教師研修や日本語専門家の派遣、日本語能力試験(JLPT)の海外実施などを担う。
所管官庁のすり替えに注意。国際交流基金=外務省・海外、文化庁(文部科学省)=国内の生活者施策、JICA=技術協力、JASSO=留学生支援、と役割で覚え分ける。
海外の高校で日本語を教える現地の教師が、日本で研修を受けたり、日本から派遣された日本語専門家の助言を受けたりする。こうした海外の日本語教育の支援が国際交流基金の中心的な仕事である。海外で日本語能力試験を受ける学習者にとっても、試験を実施する側として関わっている。
国内の制度でも名前を見ることがある。在留資格「特定技能」で来日する人の日本語能力の判定に使われる国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)は、基金が開発・実施している試験である。国際交流基金の仕事を「海外」とだけ覚えていると、こうした試験との関係を見落としやすい。
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