語の内部をどう組み立てるかによる分類。語形が変化せず語順や機能語で関係を示す孤立語(中国語・ベトナム語)、語根に接辞を次々に付け足す膠着語(日本語・韓国語・トルコ語)、一つの語形変化が複数の文法的意味をまとめて担う屈折語(ラテン語・ロシア語)、一語が文に相当するほど要素を取り込む抱合語(イヌイット語・アイヌ語)の4つ。
日本語が膠着語だとされるのは、「読ま+せ+られ+なかっ+た」のように意味の単位がはっきり切れる接辞として並ぶからである。屈折語では要素の切れ目がはっきりせず、一つの語尾が人称・数・時制をまとめて表す。活用を表の形で示す指導が日本語で成立しやすいのは、この性質による。
分類は程度の問題で、どの言語も純粋に一つの型ではない。英語は屈折語から孤立語的な方向へ変化してきた言語として説明される。「言語は必ずいずれか一つの型に属する」と断定する選択肢に注意する。