母音は口の中で息の流れをさえぎらずに作る音なので、子音のように「どこを狭めたか」では分類できない。用いる観点は舌の前後の位置・舌の高さ・唇の丸めの3つ。
日本語では「い」が前舌の狭母音、「あ」が広母音、「う」が後舌の狭母音。日本語の「う」は英語などに比べて唇の丸めが弱いのが特徴で、学習者の発音指導ではここが手がかりになる。
「調音点・調音法・声帯振動の有無で分類する」という選択肢は子音の観点を持ち込んだもので誤り。