日本語教員プラネット 日本語教員試験 対策のオンライン道場

新方言とネオ方言(しんほうげんとねおほうげん)

区分2 言語と社会 ・ 日本語教員試験の用語

新方言は、若い世代ほど使用が多く、共通語にはない形として地域内で新しく発生・拡大している方言形式。井上史雄が提唱し、「じゃん」「うざい」などが例として挙げられる。方言=古くて消えゆくもの、という通念を覆す概念である。

ネオ方言は、伝統方言と共通語が接触した結果、そのどちらでもない中間的な形が生まれたもの。真田信治が提唱し、関西の「けえへん/こやへん」に対する「こーへん」のような形が例とされる。

「新しく生まれて広がっている=新方言」「伝統方言と共通語の混交=ネオ方言」と切り分ける。どちらも方言は衰退するだけでなく変化し続けていることを示す用語で、方言を誤りとして矯正する立場は現在は取られない。

提唱・出典: 新方言=井上史雄/ネオ方言=真田信治
関連用語
方言周圏論 方言コスプレ 共通語と標準語
もっとくわしく: 言語のバリエーション — 一つの言語の中にある多様性をどう捉えるかこの用語を含むテーマを、通して読める解説記事です
この用語が出る練習問題
方言と共通語の指導応用試験 第11問 — 解いて確かめる
← 用語集の一覧へ