音を写したものが擬音語(ワンワン・ガタガタ)、様子や心情を写したものが擬態語(にこにこ・そわそわ)。
日本語はこれが豊富で、「ばらばらだ」「きらきら光る」のように形容動詞や副詞として文法に組み込まれる。意味が体系的に説明しにくく辞書でも捉えにくいため、学習者にとって習得が難しい領域のひとつ。
「雨がざあざあ降る」の「ざあざあ」は雨の音を写した擬音語、「子どもがにこにこ笑う」の「にこにこ」は様子を写した擬態語である。「ころころ」「ごろごろ」のように清音と濁音で対になる語では、濁音のほうが重いもの、大きいものを感じさせることが多い。
「頭がずきずきする」「おなかがしくしく痛い」のように、痛みの感じ方を表すオノマトペは、病院や薬局で症状を伝える場面で役に立つ。生活のために日本語を学ぶ学習者には、こうした場面で使う語を優先して教えるとよい。絵や身ぶりと組み合わせると、意味の違いが伝わりやすい。
読んだ用語を1冊で引き直す・体系で押さえ直すなら。