ポライトネス理論の中心概念。人が対人関係の中で保ちたいと願う「顔」=公的な自己イメージのこと。ゴフマン(Goffman)の face 概念をもとに、ブラウンとレヴィンソンが理論の土台に据えた。
他者に理解されたい・好かれたいという積極的な欲求をポジティブ・フェイス、自分の領域に立ち入られたくない・行動の自由を保ちたいという欲求をネガティブ・フェイスと呼ぶ。「ネガティブ」は悪い意味ではなく、欲求の向きの違いである。
会話の中でフェイスを脅かすおそれのある行為が FTA(フェイス侵害行為)で、FTAを和らげるための方略がポライトネスである。