フェイス侵害行為 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)
次の問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
ポライトネス理論でいうフェイス侵害行為(FTA)の説明として、最も適切なものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ② 依頼や断りのように、相手や自分のフェイスを脅かす可能性のある行為で、その度合いに応じて言い方が調整される
依頼・断り・注意・反論などは、程度の差はあれ相手(あるいは自分)のフェイスを脅かします。これがFTAで、悪意の有無とは関係ありません。会話では、相手との社会的距離・力関係・その行為の負担の大きさを見積もって、遠回しにする、理由を添える、謝罪を前置きするといった補償が加えられます。「すみませんが」「ちょっとお願いが」といった前置きは、この補償の言語形式です。