日本語教員プラネット 日本語教員試験 対策の問題集

Can do(能力記述文)(きゃんどぅー)

区分4 言語と教育 ・ 日本語教員試験の用語

「メニューを見て、食べたい料理を注文することができる」のように、言語能力を「〜できる」という具体的な行動の形で記述した文。能力記述文(can-do statements)とも呼ばれる。

文法や語彙の知識量ではなく実際の言語使用で能力を示すため、レベルの共有がしやすい。到達目標の設定、コースデザイン、自己評価、テスト作成など幅広く使われる。

CEFRや日本語教育の参照枠は、A1〜C2の各レベルをこのCan doの束で定義している。

具体例

「受身形で文が作れる」は文法項目ができることを述べているだけで、どんな場面で何ができるのかが分からない。これを「アルバイト先で、店長に言われたことを同僚に伝えることができる」のように、場面・相手・行動を入れた形に書き直すと、Can doとして使える記述になる。

コースの初めに「レストランで料理を注文できる」「電話で予約の日時を変更できる」などのCan doを一覧にして学習者に配り、「できる/少しできる/まだできない」に印をつけてもらう。学期の途中と終わりにも同じ一覧に印をつけると、学習者は自分の伸びを確かめられ、自己評価の材料になる。

混同しやすい語との違い
押さえどころ
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