「メニューを見て、食べたい料理を注文することができる」のように、言語能力を「〜できる」という具体的な行動の形で記述した文。能力記述文(can-do statements)とも呼ばれる。
文法や語彙の知識量ではなく実際の言語使用で能力を示すため、レベルの共有がしやすい。到達目標の設定、コースデザイン、自己評価、テスト作成など幅広く使われる。
「受身形で文が作れる」は文法項目ができることを述べているだけで、どんな場面で何ができるのかが分からない。これを「アルバイト先で、店長に言われたことを同僚に伝えることができる」のように、場面・相手・行動を入れた形に書き直すと、Can doとして使える記述になる。
コースの初めに「レストランで料理を注文できる」「電話で予約の日時を変更できる」などのCan doを一覧にして学習者に配り、「できる/少しできる/まだできない」に印をつけてもらう。学期の途中と終わりにも同じ一覧に印をつけると、学習者は自分の伸びを確かめられ、自己評価の材料になる。
読んだ用語を1冊で引き直す・体系で押さえ直すなら。