地域日本語教室の運営 — 日本語教員試験 応用試験 練習問題 第3問 / 60
次の事例を読んで、問いに対して最も適切なものを一つ選びなさい。
ある地域日本語教室で、乳幼児を連れた学習者から「子どもがいると参加しづらい」という声が上がった。一方、ボランティアの一部からは「教室は日本語学習に集中する場にすべきだ」という意見も出ている。
地域日本語教育の理念をふまえたコーディネーターの方針として、最も適切なものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ① 見守り役の確保や子ども同伴可の時間帯の設定など、子育て中の住民が参加しやすくなる工夫を検討する
地域日本語教室は日本語学習の場であると同時に、交流・居場所・社会参加の入り口としての機能を持ちます。「参加しづらい人がいる」という声は運営改善の重要なサインであり、参加の障壁を下げる工夫は「生活者としての外国人」に対する日本語教育の理念にも合致します。特定の層を排除する運営は、空白地域問題と同様、学習機会の保障という観点から不適切です。