化石化 — 日本語教員試験 応用試験 練習問題 第23問 / 60
次の学習者の産出例・質問を読んで、問いに対して最も適切なものを一つ選びなさい。
日本在住20年のQさんは日常会話に不自由しないが、「昨日、友だちに会うでした」のような独自の言い方が何年も変わらない。本人は「意味は通じるので困っていない」と話す。
この現象の説明として最も適切なものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ② 誤った形が中間言語の中で固定してしまう「化石化」で、コミュニケーションに支障がないと修正への動機が働きにくい
長期滞在者でも特定の誤りが残り続ける現象を化石化(定着化)と呼びます。「通じてしまう」ために誤りに気づく機会も直す必要性も生じにくいのが主因の一つで、インプット量を増やすだけでは解消しにくいとされます。本人に修正の意思がある場合には、誤りへの気づき(noticing)を促すフィードバックや、正確さに焦点を当てた練習の機会を意図的に作ることが手がかりになります。