直接法の名称 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
学習者の母語や、学習者と教師に共通する言語を使わず、実物や絵、動作、場面を手がかりにして、目標言語だけで目標言語を教える方法を何というか。
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正解: ② 直接法
直接法です。19世紀末、文法訳読法への反動として広まり、ベルリッツの語学学校が普及に大きな役割を果たしました。音声とやり取りの力が早くから育つ一方、抽象的な語や文法規則の説明に時間がかかり、教師には高い目標言語の運用力が求められます。日本語教育では、特定の教授法の名前としてより、「媒介語を使わない指導」という広い意味で使われることが多い語です。文法訳読法は、母語で文法規則を説明し、母語への翻訳を中心に進める方法です。サジェストペディアは、ロザノフが提唱した、音楽や快適な環境で緊張と不安を取り除いて学ぶ方法で、会話文に母語の対訳を付けて示すなど、母語も用います。コミュニティ・ランゲージ・ラーニングは、カランが提唱した、学習者が母語で話したいことを教師が目標言語に訳して支え、集団の人間関係の中で学ぶ方法です。