条件表現の4形式の使い分け — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)
次の問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
条件表現に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ① 「と」は、後件に意志・命令・依頼・勧誘を置けないという制約をもつ
「と」は前件から後件が自動的・恒常的に導かれる関係(春になると桜が咲く)で、後件に意志・命令・依頼・勧誘を置けないのが最大の制約です(×駅に着くと電話してください)。「ば」は一般的な仮定条件(安ければ買います)、「たら」は個別的・一回的で時間的な前後関係を表しやすく後件に意志表現を置けます(駅に着いたら電話してください)。「なら」は相手の発話や場面から得た情報を前提として受け、助言や判断を述べるもので(京都へ行くなら、秋がいいですよ)、後件の事態が前件より先に起こりうる点でも他の3つと異なります。