特権とマジョリティ性 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)
次の問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
異文化間教育でいう「特権」の説明として、最も適切なものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ② 多数派に属しているというだけで、労せずして得ている有利さのことである
ここでいう特権は多数派に属しているというだけで得ている有利さで、制度上の優遇措置でも法的な権利でもありません。自分の言語で手続きができる、名前を正しく読んでもらえる、集団の代表としてではなく一人の個人として見てもらえる——いずれも無いと困るのに、あるときは意識されないものが典型です。自覚されにくいことが最大の特徴であり、だからこそ多数派の側が自分の位置を問い直す作業が求められます。